バーコード規格の種類と用途
バーコードにはさまざまな規格があり、用途に応じて使い分ける必要があります。本ツールで作成できる各規格の特徴と主な用途は以下の通りです。
- Code 128: 任意の英数字や記号を入力でき、SKU、追跡番号、資産管理番号(資産ID)などの短いコード全般に適しています。
- EAN-13: 12桁または13桁の小売商品用の国際規格コードです。
- EAN-8: 7桁または8桁のコードで、小型の小売パッケージに使用されます。
- UPC-A: 11桁または12桁の小売商品用コードです。
- Code 39: 大文字、数字、および
-.$/+%またはスペースが使用可能で、資産タグなどに用いられます。 - ITF-14: 13桁または14桁の出荷用段ボールコードとして広く使われています。
- Codabar (NW-7): 数字と
-$:/.+をスタート/ストップ文字 A〜D で囲んだ構成で、図書館や血液銀行などで利用されます。 - MSI: 数字のみに対応しており、倉庫の棚卸用ラベルなどに使用されます。
- Pharmacode: 3から131070までの整数に対応し、医薬品の包装に使用されます。
入力データのルールと自動計算
選択するバーコード規格によって、入力できる文字の種類や桁数に制限があります。最大入力長さは256文字です。
EAN-13、EAN-8、UPC-A、およびITF-14では、チェックデジット(データの誤りを検出するための末尾の数字)の自動計算機能が備わっています。データ部分のみの桁数(EAN-13は12桁、EAN-8は7桁、UPC-Aは11桁、ITF-14は13桁)を入力すると、最後のチェックデジットが自動的に計算されてバーコードが生成されます。あらかじめチェックデジットを含んだフル桁のコードを入力した場合は、再計算ではなくその値が正しいかどうかの検証が行われます。
入力データが選択した規格のルールに適合しない場合や、長さ制限を超えた場合はエラーメッセージが表示され、プレビューとダウンロードボタンが非表示になります。
- 入力が長すぎる場合:「スキャン可能なバーコードとしては長すぎます。
{max}文字以内に収めてください。」 - 入力値が正しくない場合:「
{format}の値として正しくありません。上記のフォーマットのヒントを確認してください。」
なお、データフィールドが空の状態でバーコード規格を切り替えると、新しい規格のサンプル値が自動的に入力されます。
外観のカスタマイズとスキャン精度を高める方法
バーコードを確実にスキャナーで読み取るためには、外観の設定が重要です。本ツールでは以下の項目をカスタマイズできます。
- バーの色 / 背景色:
#RRGGBB形式で指定します。無効なカラー値を入力した場合は、自動的に黒または白にリバートされます。スキャン精度を保つため、バーと背景の間には十分なコントラストを確保してください。 - バーの太さ: 1から4の範囲の数値で指定します。
- 高さ: 40から200ピクセルの範囲で指定します。
- バーの下にテキストを表示する: トグルスイッチでテキスト表示の有無を切り替えられます。
また、バーコードの左右には「クワイエットゾーン」と呼ばれる十分な余白を確保し、縮小しすぎないように印刷することで、スキャン時の読み取りエラーを防ぐことができます。
SVGとPNGの使い分けと処理の仕組み
生成したバーコードは、SVG形式またはPNG形式でダウンロードできます。用途に合わせて適切なフォーマットを選択してください。
- SVG形式: ベクターデータであるため、拡大・縮小してもバーの境界がぼやけず、鮮明な状態が保たれます。印刷物や高解像度のデザインに組み込む場合に最適です。
- PNG形式: 画面表示やドキュメントへの貼り付けに適した画像フォーマットです。本ツールからPNG形式でダウンロードする際は、表示されているサイズの3倍の解像度でレンダリングされるため、実用的な画質が確保されます。
本ツールによるバーコードの生成処理は、すべてお使いのWebブラウザ内で行われます。入力したデータや生成された画像データが外部のサーバー(BroBroGo)に送信・アップロードされることはありません。
よくある質問(FAQ)
どのバーコード規格を選べばよいですか?
Code 128は、SKU、追跡番号、資産管理番号などの短いコード全般に適しています。EAN-13、EAN-8、UPC-Aは小売商品用です。ITF-14は出荷用段ボール、Code 39は資産タグ、Codabar(NW-7)は図書館や血液銀行、MSIは倉庫の棚ラベル、Pharmacodeは医薬品の包装に広く使われています。
チェックデジットは自分で計算する必要がありますか?
いいえ、その必要はありません。EAN、UPC、ITF-14ではデータ部分の数字を入力するだけで、最後のチェックデジットが自動的に計算されます。あらかじめチェックデジットを含んだフル桁のコードを入力した場合は、再計算ではなく検証が行われます。
生成されたバーコードは実際にスキャンできますか?
はい、十分なコントラストを保ち、左右にクワイエットゾーン(余白)を確保し、縮小しすぎなければ問題なくスキャンできます。印刷用には、サイズを変更してもバーが鮮明に保たれるSVG形式でのダウンロードがおすすめです。画面表示やドキュメントへの貼り付けにはPNG形式で十分です。