ローカル環境でのメディア解析とプライバシー
メディアメタデータビューアは、動画や音声ファイルをブラウザにドラッグ&ドロップするだけで、その技術的詳細を即座に確認できるツールです。本ツールは、ファイルの共有前におけるフォーマットや長さ、トラック情報の確認、アーカイブや変換前の仕様検証、ファイルが破損していないかの確認などに適しています。
ファイルの処理はすべてブラウザ内で行われ、メタデータを抽出するためにローカルで読み込まれます。ファイルがBroBroGoにアップロードされることはありません。
対応フォーマットとヘッダー解析の仕組み
本ツールは、MP4、MOV、WebM、MKV、MP3、WAV、FLAC、Ogg、AAC、M4Aの各フォーマットに対応しています。
ファイル全体のデコードは行わず、ファイルヘッダーのみを読み取るため、大容量ファイルであっても迅速な解析が可能です。複数のファイルを同時に選択した場合は、最初のファイルのみが解析され、「最初のファイルのみを解析しています。」という注意書きが表示されます。
解析中には「{name} を読み込み中…」と表示され、処理が完了すると「メタデータを抽出しました。」と表示されます。
抽出されるメタデータ項目
解析が完了すると、以下のセクションに分類された情報が表示されます。ヘッダー内に該当するフィールドが存在しない項目は、「—」と表示されます。
一般
- ファイル名
- ファイルサイズ
- フォーマット
- 長さ
- 全体のビットレート:ファイルサイズと長さから常に算出されます。
- トラック数
動画トラック {n}(Video track {n})
動画トラックごとに以下の情報が表示されます。
- コーデック
- 解像度
- エンコード解像度
- フレームレート
- ビットレート
- 回転
- HDR(はい / —)
- 言語
- トラック名
音声トラック {n}(Audio track {n})
音声トラックごとに以下の情報が表示されます。
- コーデック
- サンプリングレート
- チャンネル数
- ビットレート
- 言語
- トラック名
タグ(Tags)
ファイルに埋め込まれているメタデータタグから以下の情報を抽出します。
- タイトル
- アーティスト
- アルバム
- 日付
- コメント
レート推定ルールとエラー処理
ファイルヘッダーにビットレートやフレームレートが明記されていない場合、ストリームの短いサンプルから値を推定します。この推定値は、固定レート(CBR)のメディアでは正確であり、可変レート(VBR)のメディアでも極めて近い値になります。
ファイル読み込み時に問題が発生した場合は、状況に応じて以下のエラーメッセージが表示されます。
- サポートされていないファイル形式の場合:「サポートされている動画または音声ファイルではありません。」
- ファイルの破損や未対応フォーマットにより読み込めない場合:「このファイルはメディアとして読み込めませんでした。ファイルが破損しているか、サポートされていないフォーマットの可能性があります。」
- 予期せぬエラーが発生した場合:「ファイルの読み込み中にエラーが発生しました。」
「クリア」ボタンを押すと、実行中の処理がキャンセルされ、レポートが非表示になります。同時にトラック数はゼロにリセットされ、コピー機能も無効化されます。
よくある質問
どのような情報が表示されますか?
各ファイルのコンテナ形式、MIMEタイプ、全体のビットレート、長さ、サイズが表示されます。動画トラックについてはコーデック、解像度、フレームレート、ビットレート、回転、HDRフラグ、音声トラックについてはコーデック、サンプリングレート、チャンネル数、ビットレートが表示され、タイトル、アーティスト、アルバム、日付などのタグ情報も確認できます。
どのファイル形式に対応していますか?
MP4、MOV、WebM、MKVなどの一般的な動画コンテナ、およびMP3、WAV、FLAC、Ogg、AAC、M4Aオーディオに対応しています。ヘッダー情報のみを読み取るため、大容量ファイルであってもデコードすることなく瞬時に解析が完了します。
ビットレートやフレームレートが「推定値」になることがあるのはなぜですか?
ファイルヘッダーに値が書き込まれていない場合、ストリームの短いサンプルから計測を行います。固定レートのメディアでは正確であり、可変レートでも非常に近い値になります。全体のビットレートは常にファイルサイズと長さから算出されます。