CS2におけるeDPIと360°回転距離の計算
ファーストパーソン・シューティング(FPS)ゲームにおいて、マウス感度の正確な把握はエイムの安定性に直結します。CS2 eDPI 計算ツールは、プレイヤーが使用しているマウスの物理的な解像度(DPI)とゲーム内の感度設定から、実質的な感度を示す指標である「CS2 eDPI」および「360°回転距離」を算出するツールです。
計算は以下のシンプルな数式に基づいて行われます。
- CS2 eDPI = マウス DPI × ゲーム内の感度
また、ゲーム内でキャラクターが真後ろを振り向き、さらに回転して元の方向を向く(360度回転する)ために必要なマウスパッド上での物理的な移動距離(センチメートル)を「360°回転距離」として出力します。
入力フォームに数値を入力する際、適切な計算を行うために以下のルールが適用されます。
- 入力された値が不適切な場合、「DPI と感度は両方とも 0 より大きい数値でなければなりません。」というエラーが表示されます。
- 極端に大きな数値が入力された場合は、「これらの値は大きすぎて確実に計算できません。」というエラーが出力されます。
本ツールにおけるすべての計算処理は利用者のブラウザ内でローカルに実行され、入力された設定や個人データが外部のサーバーに保存またはアップロードされることはありません。
360°回転距離とCS2のヨー定数「0.022」の仕組み
CS2をはじめとするSourceエンジンをベースとしたゲームでは、マウスの移動入力をゲーム内の視点回転角度に変換する際、特定の「ヨー定数(yaw constant)」が乗算されます。CS2における正確なヨー定数は「0.022」です。
この定数は、マウスが1カウント(ドット)移動したときに、ゲーム内で視点が何度回転するかを決定しています。具体的には、ゲーム内感度が「1」の場合、マウスの1カウントの移動に対して視点が0.022度回転します。
360°回転距離(cm/360)は、このヨー定数「0.022」、マウス DPI、およびゲーム内の感度を用いて、物理的な移動距離をセンチメートル単位で逆算したものです。この数値を知ることで、異なるDPIや感度設定であっても、マウスパッド上で全く同じ物理距離を動かしたときに同じ角度だけ振り向く設定を正確に再現できます。
他のタクティカルシューターからの感度移行
他のFPSタイトルからCS2へ移行する際、単にゲーム内の感度数値をそのままコピーしても、同じ操作感にはなりません。ゲームタイトルによって内部のヨー定数や感度のスケーリング基準が異なるためです。
筋肉記憶(マッスルメモリー)を維持したままCS2に設定を移植するには、移行元のゲームでの「360°回転距離」を測定または計算し、CS2において同じ360°回転距離(cm/360)になるようにゲーム内の感度を調整する必要があります。本ツールで算出される360°回転距離を基準にすることで、異なるゲーム間でも物理的な操作感覚を正確に一致させることが可能になります。
ハードウェアDPIとゲーム内感度のバランス
マウスのハードウェア設定であるDPI(Dots Per Inch)は、センサーが1インチ移動する間に何回位置情報を報告するかを示す数値です。
同じeDPIを達成する場合でも、「高DPI × 低ゲーム内感度」と「低DPI × 高ゲーム内感度」の2つのアプローチが存在します。例えば、DPI 1600でゲーム内感度 0.5に設定した場合と、DPI 400でゲーム内感度 2.0に設定した場合、eDPIはどちらも「800」で同一になります。
しかし、ハードウェアのDPIステップが異なると、微細なマウス移動時の滑らかさや、センサーの読み取り精度に影響を与えることがあります。一般的に、極端に低いDPIで高いゲーム内感度を設定すると、視点移動に微小な「ピクセル飛び」が生じる可能性があり、逆に極端に高いDPIはセンサーのノイズを引き起こすことがあります。自身のマウスハードウェアの特性に合わせて、最適な組み合わせを選択することが推奨されます。
CS2 eDPI 計算ツール FAQ
CS2 eDPI とは何ですか? eDPI は、マウス DPI にゲーム内の感度を掛けたものです。 CS2 の設定を比較するのに役立ちますが、異なるゲーム間で同じ操作感を直接比較するものではありません。
CS2の適切なeDPIは? 多くのプロ選手はおおよそ400から1200 eDPIの範囲に収まっています。400未満は巨大なマウスパッドが必要な腕aim極振りスタイルで、2000超は競技シーンではめったに使われません。これが正解という数値はなく、マウスパッドの大きさ、腕と手首どちらでエイムするか、個人の好みによって決まります。